アルファロメオ146が出庫

長ーく預かった146も終盤を迎えました。

ガラスにひびがあった物を交換します

上手く撮影できませんでしたが、ガラスのスペシャリスト、グラスワークのナベさんが担当してくれます。

本人が写り込んでしまっています💦 接着剤が硬いと泣いておられました。

ガラスはもちろん、先の部品取りの145から拝借。実の所、このガラスもOEM品でしたが、きれいなガラス面で良かったです。
何しろ、見て買っていない145でしたから。

その145は解体屋さんにドナドナして行かれました。

もったえないの一言に尽きます。しかし、取ると言っても他に使い道はないし、少なくとも145のお客さんはいないし。
持っているだけで場所代がかかるのですよ、クルマは。

ガラス屋さんも世の中にはたくさんいますが、ナベさんは位置の合わせ方や仕事の丁寧さは本当に他店より確実に一枚上です。
良い外注先と言うのも非常に大事なことでありまして、希望して近寄ってくれるわけではありません。ありがたい事にMPIが外注している業者は皆、精鋭ぞろいで
実に仕事のパフォーマンスが高い。出会いと言うのもこれまた大事なことでありまして、そういった人々に支えられて今日があるのですねえ。

さらにこのウインドウモールが入っていた箱!

145が売られていたころの部品ですから完全なるヴィンテージ。おそらくはディーラーが大沢自動車からアレーゼになり、それからしばらくしてこの部品は日本に入ってきたのでは?
壮大なロマンを感じずには居れません。以下、日本での近年での展開をウィキペディアから抜粋

  • 1990年4月 – フィアットグループオートモービルズが日本法人「アルファロメオジャパン株式会社」を設立し、ディーラー網「アレーゼ」の整備を開始。同年11月にはアレーゼにおけるフィアットブランド車の併売が開始され社名を「フィアットアンドアルファロメオモータスジャパン」へと改称。1997年には「フィアットオートジャパン株式会社」へ再改称した。また「アレーゼ」は2003年から「アルファロメオ」へ変更されたがフィアットブランド車の併売は継続された。
  • 2007年8月 – 「フィアットグループオートモービルズジャパン株式会社」へ変更。
  • 2012年7月1日 – 「フィアットグループオートモービルズジャパン」と「クライスラー日本」が業務統合し「フィアットクライスラージャパン(FCJ)」が発足。ただし2つの法人格は統一されず「フィアットグループオートモービルズジャパン」と「クライスラー日本」を一括した呼称に過ぎなかった。
  • 2015年1月1日 – 「フィアットグループオートモービルズジャパン」と「クライスラー日本」の法人格の統合が実施され、「FCAジャパン株式会社」(FCA Japan Ltd. 略称:FCAJ)へ変更した[11]
  • 2017年からディーラー網の再編成を開始。フィアット・アバルトとの併売体制から専売制へと移行する。新CIを導入した専売店舗を導入し[12]、同時に2代目ジュリアの販売において、専売制に移行可能なディーラーのみ取扱い可能とした。これに伴い、専売制に移行できないディーラーの撤退が続出する。
  • 2022年3月1日 – FCAジャパンとGroupe PSA Japanが統合され社名を「Stellantisジャパン株式会社」とし、日本におけるステランティスの経営が完全に統合された[13]

その紆余曲折、栄枯盛衰、波乱万丈をこの部品は経験してきたのでしょう。
面白いですねえ。

本当はウインドウレギュレーターも使いたかったんですが、それは既に壊れていました…

そして今日、昨年11月から預かっていたこの146も出庫です。
そんな大した整備はしていないんだけどね

しかしスゴイデザインですなあ。

ご利用いただきありがとうごいざいました。

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