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ダッシュボードを外す事になったカングーⅡ
これが新年初めての仕事か~

まー、この時期、エアコンの風が出なかったら乗ってられないですからねえ
それにしても分解する場所は多岐に及びます。
なにしろダッシュボードは大物ですから脱着もそれなりに大変です。
ボルトやビスを回して回して外しまくります。

ダッシュボードの脱着は割とセオリー的な物がありまして、センターコンソールからグローブボックス、ハンドルコラム周り、そしてセンターパッドと分解していきます

しかし難しいのがこのナビ

どうやって外すのかわかりません

あれこれ思案を巡らせながら後回しに。結果から言うと、一般的な考えと逆にオーディオをブラケットから外して、ブラケットを後から取るというかなり変わった方法でした

画的には一気に進んでいますが、ここまでもかなり大変です。特にこのクルマ、取付しているクリップがむちゃくちゃ硬く、作業者が泣きます

こうなると二人で分解するとどこを誰が分解したか、ボルトを抜いたかわからなくなるので、基本の作業はイナリくんに託します
分解したグローブボックス周り

銀色のパイプが刺さっているのはエアコンのエバポレーター。冷気を作るところです。

奥のVTはイナリくんの愛車。ずーっとひたすらネジを回し部品を外し続けます

運転席周りも徐々に分解が進みます

ちなみに画面中央やや左上に見えるのが今回の問題児、インテリファンユニットです。太い配線が行っているのが見えますね

純正ハーネスは上手くまとめられていて問題ないのですが、後から付けられたオプションなどの配線があちこちタイラップで結ばれていて大変です
また、ダッシュ内はフレームなどの金属類にバリが出たままになっていて手がすぐにボロボロになります。

ハンドルコラムも外れてダッシュパネルに手がかかります

おびただしい量のはずした部品。

何か引っかかっていて外れないので確認している図。

そしてその時は来るのです。ダッシュパネルは一人では作業できません。

おそらく新車以来でしょう、パネルが外れました

ああ、大変でした。

駅伝のように往路はここで終わり。次回復路で参ります。
実作業はこの後からすぐに不良部品の交換とダッシュパネルの取り付けを行っています。

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