グランカブリオの警告灯 その2
グランカブリオに警告灯が点いて、プラグ交換などを実施するのですが、これがまた簡単にはいきません
まあ、まずカウルトップを外すわけですよ
それからワイパーシステム
さらにたくさんのビスなどを外してカウルアンダーパネルを外します
やっとI/Gコイルに到達。そしてこれがすっごい頑張っても抜けない
しかも8本あるんだから気が遠くなります
ひーひー言いながら外しました。8本
今回、特にこれは交換しませんが、I/Gコイルも結構な頻度で壊れます
さらにプラグも
NGK Rとまで書いてありますが、NGKには存在しないこのスパークプラグ。
フェラーリに使われるShellの各種オイルは、そこだけ昭和シェルに輸入・販売権利がなくて、本家のシェルの旗掲げていながら、フェラーリの輸入元しか販売できないのですねえ
どんどんくみ上げます
とりあえず消せました。サイド亡霊のようにぼわーんと警告灯が点灯しなければいいと思っていますが…
結果は僕では試運転しきれないので、ユーザーにその旨委ねます
エンジンオイルとオイルフィルターも交換します
こちらも結構な量を飲み込みます。
さてここで疑問に思ったあなたはかなり詳しい
今回僕が選んだのはシンゾイルレーステック10W-60です。
本来、5W-40がカタログスペックなのですが、このマセラティのユーザーは本気で踏む人なのです
だからとてつもなく大きいブレーキもダテじゃないんですよ。
そこで僕は、より熱ダレしにくい、10W-60のオイルを選びました
結果はやがて教えてもらえるでしょう
出来上がりましたらオーナーの到着を待ちます
強力無比な佇まいのグランカブリオ
デカいブレーキキットが泣かせます
ついに完結したグランカブリオ。素晴らしいクルマでした。
思えば長い、苦労の連続のクルマでしたが、僕らに多くの経験を教えてくれました。
クルマだけでなく、お人柄もサイコーな楽しいお方でした。
ご利用いただきありがとうございました