大いなる155のエアコン修理 完結編
やはり新車からずっと乗られているクルマはやりがいが違います
圧力スイッチがダメで交換しないといけない155。
そこまでは数日前の記事に書きました
結局、部品は手に入らず、やむを得ず中古部品での対応となりました
長年ユーザーを苦しめたであろうプレッシャースイッチ
そして中古部品がやってまいりました
古いのは当たり前です。同じく30年が経とうとしているのですから
しかし問題はこのパイプの交換の大変な事です
目的はこのエアコンパイプが付くエバポレーターです。
もちろんエバポレーター側は車内で、何か問題が発生したときはダッシュボードを外して作業せねばならず、壊さないように作業するのが最も重要なのですが、狭い….あまりに狭い
見ることは殆ど叶わず、しかもとてつもないトルクで締まっています
パイプは22mm エバは19mでした
それをこういった工具でやっつけます
どうにか撮影できた低、高圧パイプ群、ターゲットは下側です
これロケーションが判らないと思いますが、とんでもなく狭い上に親の仇のように締めてあります
なんとかうまく纏まりました
作業はあまりに大変で撮影なんぞしている場合でなくて、簡単に付いているように見えますが…
ホースは外したそばから切れてしまうほどで、ちくわくらいの強度しかありません
なのであれこれホースを交換します
このあたりはイナリくんの独断場です
だいぶカタチになってきました。スロットルボディもきれいに清掃しておきます
エアコンを試運転させると
すごくよく冷えるようになりました
もう残る作業の方が少なくなりました
155も部品などで苦労することが多くなってきました。今乗っている人は大事に乗ってくださいね
155,本当に楽しいクルマです
ご利用いただきありがとうございました