その155…

昨日書いた155のエアコン修理を進めます

リレーを交換して、コンプレッサーのクラッチがつながるようになったので一度ガスを抜いて、再度規定量を入れて様子を見ます

ガスを用意して真空引き

なんか漏れていそうなところ発見。Oリングを交換しておきます

想像通りと言うか、想定の範囲と言いますか、全くチャージしませんでした。長くガスが入ってなかったのでしょう

すぐにこの通りの内容でコンプレッサーを手配しました。

10日ほどかかる説明を受けましたが、やむを得ません。直るだけありがたいです

しかし実際には5日ほどでリビルドコンプレッサーがやってきました。これまたありがたいですねえ
余談ですが、MPIでは100%国内部品、国内作業のリビルドコンプレッサーを使っています。
早速作業に取り掛かります

コンプレッサー以外に、このレシーバータンクとエキスパンションバルブと言っても155はエキスパンションバルブを使っていないので、後述しますが、それに相当する部品を交換します

せっかく入れたガスですが、回収してしまいます

今回の作業の一番の難関はこのレシーバーをホースから外すことです。この155はV6、TSに関わらず一番上の画像にもあるこの大きなレシーバーを使っていて、金属の電位差なのか必ずエバポレーター側のパイプフィッティングが腐食して、外すのが一苦労なのです。

もはや人力では外せず、レシーバー側を切断して、ナット部分だけにすることにしました。
文字で説明するのが難しいのですが、簡単に言えばこのようにするのです。

これをインパクトレンチで回します。

ざまあみろであります(笑)

そしてこの2本のパイプの上側がエバポレーターに行く高圧パイプなのですが、この中にエキスパンションバルブに代わるオリフィスチューブが入っています。それを交換します

位置的にはこの奥なのです

そのオリフィスチューブと言いますと

な、なんとこんなに汚いのが出てきました

新品と見比べてください。

しかも抜けなくて粉々になる寸前でした。鉗子で引き抜きました

それにしてもすごく汚いなあ、ゴミ捨て場から拾ってきたやつみたい。

エキパンが無いのでレシーバーのパイプの端からエアガンで空気を入れると、コンプレッサーの直前のパイプからそのままの勢いで出てきます。

到着した新しいコンプレッサー。古いコンプレッサーから必要な部品を外して取り付けます

今日はここでおしまい。

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