アルファロメオ146Tiのタイミングベルト交換

いつもご利用いただいているお客さんが146を買ったのでタイミングベルト交換をお願いしたいとのことで入庫いただきました

大変に珍しいクルマで、前から見るとまんま145ですが、セダンの型をしています。

以前のユーザーはかなり細かく整備記録を残していて、素晴らしさにただただ頭が下がる思いです

もちろんかなり整備の手が入った印象で、この手にしては全くと言って良いほどオイルや冷却水漏れがありません。
そしてとてもきれいなエンジンルーム内

しかし取り外したサーモスタット内はスゴイ事に。おそらくは漏れ止め剤が結晶化した跡

良く整備されていて、それほど整備の心配もなさそう

前回の交換から8年ちょっと経過していて、交換時期だったそうです

あくまで世の中の見方ですが、V6のタイミングベルトの交換は大変だという認識はありますが、TSは特殊工具なくてもタイミングベルトの交換ができるなどと言ういわれからTSの方が簡単と思われています。
しかし、実際に作業してみると、ちっとも簡単ではなく、TSならではの難しさ
そしておなじみスペース無い問題。それに泣かされるのです。

まず、タペットカバーを外すのがどえりゃー大変でして…

まあ、それはさておき

今回はこのTSの交換作業を記事にします。

続きは次回

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