2025年を占う最初の仕事は?

昨年末から年始にかけて既にお預かりしたクルマがいくつかあります。
その仕事はMPIの行く先を暗示するようでなかなか恐ろしいのです。

昨年末に入庫したクライスラーイプシロン。

大事にされている1台ですが、年末に突然、ATが調子悪くなりエンジンストール+ギアがどこにも入らなくなる現象が…
このクルマはフィアット/ランチア系なので、デュアロジック=セレスピードのユニット搭載車で
かつての147などでその悪名を馳せたあのマニエティマレリ208セレスピード、とは違う第二世代のセレユニットなのです。
とはいえ、セレである事には変わらず、心配の種を振りまいてしまうのです

しかし一口にセレと言ってもかなりのバリエーションがありまして、古い208や328など以外に 319(アバルトなど)、218(GTA)
他にもいくつか…
今回のは328型、かなり普通のATに近くなりましたが、それでもまだやはり多少のセレ臭さは残ります。
個人的には328はかなり信頼性が上がっているなと思っていたのですが、やはりなかなか…

どうも328型もバージョンがあるようでこれは(2)となっておりました。

しかしこのエラーが実に破壊的な内容でして

とかなり穏やかでないのです。
まず、完全な冷間時にキーONで、セレポンプの起動がとんでもなく長い。
しかも、テスト中 頻繁にONになります。
そして翌日、なんとエンジンがかからなくなってしまいました。どうもセレユニットが悪さをしているようです。
ああ… 結局セレユニットかあ

うーんこれはどうしたもんじゃか

アキュームレーターとポテンショメーター3個交換するならユニットそっくり交換まであと少しじゃん。
なんちゅう設定だ。部品各々の値段が高くなりましたね~ 
歴史的な円安だからしかたないのか

こちらはユーザーと相談。

そして次の迷えるカングー

エアコンの風が出ない。

最初は風が出なくても、ダッシュボードをはたけば回りだしていたと
そのうち、だんだん風量が弱くなり 最強の風力にして息も絶え絶えの風量。

基本的にこの距離であれば、電動ファンの寿命であってもなんら問題はなく、当然のようにファンとレジスターの交換に踏み切るような作業でまいります

そうだなあ、まず電動ファンだと右ハンドル左ハンドルによって大変、簡単が分かれるからそこから確認しようか

どこを覗いても、なかなかブロアファンが見当たりません。
さりげなく、ネットをみると
ダッシュボードを外さないと交換できないそうで….

ああ、新年早々、重整備が待っているじゃん。こうしてMPIの新年は始まるのでした

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