166を….
すごく久しぶりのヌヴォラ166

実に美しいクルマです。
しかし、一方で、あれほど手を入れても壊れるなかなか難しいクルマでもあります。
今回は、エアコンのトラブルです。
最近、オーロラカラーの166でもやりましたが、エアコンの吹き出し口が変わらなくなっちゃう問題。
このヌヴォラもその毒牙の餌食になってしまいました
さてみなさん、ちょっと考えてみてください。エアコンの吹き出し口がどのボタンを押しても顔の部分からしかでてきません。
かろうじてデフロスタにはなるので、曇る事はないのですが、とにかく顔に向く部分でスタックして動かないの
顔から出る分にはエアコンも効くし問題ないのでは?と思う方も居るでしょう。デフロスタだけ出て他は全てでないというのはマズイけど、カオから出るなら大丈夫なのでは?
とか。今のような陽気ならいいかもしれません。それでも今日のように結構寒い日もありますでしょう
暑い空気って上に登って行き、冷たい空気は下に下がるのは言うまでもありません。
足元から出ないのは寒い日には致命傷になるので、みなさん覚えていてください。
真冬の寒くて足先がキンキンに冷えているのに、顔だけ暑い風を出してくる。しかも、それもしばらくすると、風が弱まってしまうのです。
だからどんどん、車内温度設定も上がって行き、28とか29℃設定に。それでも足は温まらず、風量を多くすると、ぼーっという風の音が耳障りで…
結果、乗らなくなってしまうのですよ。正確に言えば乗ってなんかいられなくなるのですね。
この状況を打破するカードはズバリ、吹き出し口を変えるアクチュエーターを交換することです。
16番のコイツですねー

しかし、ご覧の通り、この部品、簡単には交換できない所にあるのです。
その一番面倒臭い所にある部品が簡単に壊れてしまう、いかにもイタリア車あるある。でもこれをやらない事には楽しく乗れないし、 166をキライになってしまいます。
うえ~ん、やりたくないやう

ダッシュ降ろしに手をかけるのでした。
次回に続く。