166のいろんな整備依頼 その2
いつものお客さんです。LHDの6速マニュアルの166
今回はさらっとブレーキのリアパッドを低ダストタイプに交換
左は良かったのですが、右が全くピストンが戻りません
多くのイタリアの量産車はリアにフットブレーキとパーキングブレーキが一体になったキャリパーを使っています。
通常のキャリパーであれば、4ピストンだろうと8ピストンだろうと、押し込めば入りますが、この型はそうは行きません。
グルグル回しながら押し込んでいくのです。
しかし中には猛烈硬いクルマがありまして、そういったときは本当に苦労します
いかに押し付けながらピストンを回せるかがカギではあるのですが、それでもクルクルと空回りすることがいくらでもあります。
まあ、結果として入って行くのですが….
もう一つ、車両のドア側、つまり真横から排気音が聞こえるという事でさっそく下を見ると
完全に折れていました
手持ちの中古品に亜鉛をちょい足し
いかにも塗りました的な部分が亜鉛を塗ったところです。
かなり強いサビ対策になります
お次はシートヒーター
どうもうまく機能しないそうです
接点は完全に焼損しています
電気が来ている事を確認します
これまた手持ちの中古部品を使ってスイッチとコネクターを交換
全部ハンダ付け
元に戻してOK
流れる電流値を確認
エンジン始動状態で
まあ、60wほどでしょうか
あとは走行中の異音を確認…
でもこれはわからなかったなあ
危険なので良い子の皆さんはマネしないでね