166の….
エアコンの吹き出し口を変えるアクチュエーターが壊れた166。修理の為にダッシュボードを脱着します
ダッシュボードの脱着はセオリーがあるのは以前にも書いたかもしれません
基本的にはまず、センターコンソールを外して
その後ダッシュボード本体に付いている部品を外して…なんてステップなのですが、言うは簡単やるは大変な作業です。
なにはともあれ、何せなんでもかんでも忘れやすい年ごろの僕とイナリくん、可能な限り早く元に戻して終わら差ないと、記憶がすぐ完落ちしてしまうので
二人で一気に進めます。
既に一度、ベタベタ除去のために外していますが、また外すというのは良い気がしません

避けて通れないので、作業します。

どんどんばらします。センターコンソールは先にICSを外しておくと楽なのです。
サイドブレーキレバーをいっぱいまで引いて、センターコンソール前にずらして外します。
イナリくんはエアバッグ周り、僕はメーター周りを担当します。

まあ、言うても僕は来客やら電話やらでちょくちょくいなくなっちゃうんですけどね

メーターを外そうと思ったら、パネルが砕けてしまったと….

センターの小物入れも非常に良くない…

大量のコネクターたち。アルファロメオの良くないのはボルトが多岐にわたる事です。
カングーはほとんど同じ大きさのビスで止まっていて、考え方がモダンです。

メーターの中にもトラップありますからね~

コラムカバーを外して、エアバッグ、ステアリングホイール、コンビネーションスイッチを外します。
ハンドルコラムは落とさなくてもダッシュボードを抜くことができます

イナリくんがコネクターの目印と通る場所のマーキングをしておいてくれました。
これのおかげで作業は驚くほどスムーズに進みました

徐々に止まっているボルト、ナット類が少なっていきます

もうすげえ麺のこぼれ具合

あれこれ逃がします。こういったところが本当に難しい。これはギアシフトをくぐらすところ

ダッシュボードはグラグラ。もう取り外しできます。でも脱着は慎重に。いろいろな配線があるし、見えないし、重いし。
ダッシュボードをぶつけたら、ぶつかった方もぶつけられた方もダメージがあります

外しているところは撮影なんて沙汰じゃなくて、集中して降ろしました。

この画像に下手人がいますよ

こいつですね。陽が当たる事も無く、25年働き続けたアクチュエーター。おつかれさま、と言うよりなんでこんなもんがぶっ壊れんだよって感じ。
アルファロメオ全般に言えるのですが、エアコンのアクチュエーター周りの信頼性、強度、耐久性が異様に低いです
どの世代のどのモデルでも、少なからず問題を抱えます。

復路編に続く