147の車検の場合 その2
車検の再取得に向け作業中の147。1.6の5速。右ハンドルの5速車は今や貴重な存在。
ユーザーさんもかなりお気に入りの様子。
パワーウインドウレギュレーターを交換しようにも小部品がなく、取り寄せて作業します。
これはパワーウインドウレギュレーターとガラスを止める際の緩衝材的な役割を持つブッシュです。
これがまた大事な部品で、多くのパワーウインドウはこれが粉々に粉砕されてガラスがガタガタになり、ランチャンネル間でガラスが斜になって、レギュレーターが壊れてしまう。そんなロジックがあったりします

しかし今回は変わった物が不具合がありまして

ウインドウが上下する際に、レールの役割をウエザーストリップ内に持たせていまして

そのスライダーが割れていました。こんなの壊れているの滅多に見ないなあ。
ちなみに166のリアドアガラスにも使われていますね

ウオータープルーフシールをより活性化させるために、ブチルテープを全周に渡らせます。

ウインドウが上下にしっかり、異常なく動く事を確認してウインドウは終了

続いてエアバッグのカバーがパカパカになっている問題。
多くは熱によりカバーが変形して、クリップが耐えられずに自壊してしまうのが原因です。
まだ部品が出るのはありがたい。

これもキレイにまとまりました。でもいつまた外れてしまうのかは、来年の夏に聞いてみてください

このようにして、車検に備えるのでした。
しかし、1.6のツインスパーク。良いエンジンですねえ。
モーターのように回ります。

