高級車の旧車

いやあ、もう5月になってしまった。
おまけにゴールデンウイーク。あちこちものすごい人出でコロナで外出制限していたなんて嘘のようです。
自動車のイベントもほぼ以前のように戻ってきて、あちらこちらで行われているのを見ます

僕はマスクが苦手なので、全くしませんが、花粉症を患うお嫁さんからマスクしろしろ言われます
街中でマスクを付けている人もまだまだ見ますので、やはりコロナはあるんだな、と思う今日この頃です。
ちなみに家族でコロナに感染したのは僕だけ。インフルエンザになったのも僕だけ(笑)

先日のオートモービルカウンシルの続き。

もうこれでもかと言わんばかりのすごいクルマもりだくさんで、今回は現地で見たロールスロイスカマルグ

ピニンファリーナデザイン

Kジェトロです。

カマルグのエンジンルーム。これは滅多に見れるもんじゃないですよ
フィアムのラッパ用コンプレッサー

フューエルディストリビューターが真新しいです。新品なんていくらするんだろう? Kジェトロのメカポン、ものすごい金額で取引されているから、ロールスのなんて考えただけでも恐ろしい

これまた、まず見ることができない内装。インサイドハンドルが2つついています。

何がすごいって、これ、オリジナルのクルマなんですって
おそらくどこかのコレクターが眠らせていたのでしょう。走行3000kmって…

その分、外装の傷みは当然、38年の時の流れを物語っています

でも全くの未再生車の気品と言うか矜持があります。ただやみくもに直すのではなく、こういった年齢相応の物も良いじゃないですか
おそらくはアクリルラッカー、へたをすれば硝化綿ラッカーで塗装されているかも。
独特の深みと艶、現代のウレタン塗料などは全く違う旧車独特の風合いがあるのです。尤も補修するときは苦労が付いて回りますが

実はちょうど2月のノスタルジック2デイズにもカマルグ来ていたのですよ。
以下、ノスタルジック2デイズのパシフィコ横浜

こちらは逆になかなか強烈な仕上がり

おそらくは塗っているのかと思います

うつくしい

ここはもうひと頑張り

やっぱりイタリアンデザイン。かっこいいですねえ。

どうですかあなたも1台

こんなに希少なクルマを連続で見れたのはラッキーでした

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2 thoughts on “高級車の旧車

  1. 池田 より:

    カマルグ、1980年代の貨幣価値で新車は4500万円したそうなので、旧車が異常に高騰している現代にあっても常識的なというか、寧ろリーズナブルに感じてしまいますね。ボディはピニンファリーナで製造し、RRのコーチビルダーであるマリナーパークウォードで仕上げられた特別なロールスですから。
    確か、RRは89年モデルだか90年モデルまではラッカー塗装を使っていたとシーザーの社長がブログに書いていました。ウレタン塗装と違って手入れが大変とか。その代わり輝きは別物なんでしょうね。

    1. mpi-bp より:

      こんばんわ。アクリルラッカーは完全硬化できないので、再塗装する際にそのままでは塗装できないし、剥離剤でもねばねばベトベト厄介な代物です。しかし、ポリッシングによって深い艶を出すために本当にツルツルの肌のない塗装肌を持ちます。塗装膜の強度は低く、塗装膜は柔らかいです。銀のスプーンよろしく定期的に磨くと深い艶を出す反面、どんどん塗装膜が減るので下地を露出させやすいです。
      ウレタン塗料は硬化剤のイソシアネートとウレタン反応し完全硬化をして、強固で強力な塗装膜を長期に亘って形成する反面、作業者の健康に強く影響を与えるとても大きなデメリットがあります。
      今は水性が主ですが、補修業界ではまだまだ溶剤の塗料の方が重宝されてますね

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