鎮圧

エアコンの修理だドライブシャフトだと様々な整備をした166Tiが車検から帰ってきました。
しかし… こともあろうにエアコンが全く効きません。暑い日だったので帰り道でエアコンを入れようとしましたが、温風しか出ません。
スイッチをON/OFFしてもクラッチが入っている感じもありませんし、電動ファンが回る音もしません。

工場についてすぐに点検します。
納車の前々日です。

幸いにしてエアコンガスの漏れは無いようで、ガス圧はしっかり保持しています。
すると、なぜ入らないのでしょう

全く、納車直前にやってくれます
クラッチのリレーはこれ

ヒューズはこれ。基本的にどちらも正常です。

するとなぜクラッチは動かないのでしょうか 割と最近勉強しましたね

T5のクラッチリレー、先のF17ヒューズは切れていないので、エンジンECUからマイナスが来ないのです。
その証拠にマイナスに3.5Vくらいの電圧を検知します。
もうそのままですね。
K10のプレッシャースイッチが悪いのです。迷いなくスイッチを交換しました
ちなみに、コネクターを引っこ抜いて新しいプレッシャースイッチに挿して、圧縮エアを当てるとコンプレッサーのスイッチが入りました。

案の定、スイッチのコネクタ内部に油が溜まっています

また、分かりにくいですがスイッチの裏面も油っぽくなっています。

一応ガスを入れて、ガス漏れも確認して

問題がなかったので組み付けて試運転します。

まったく、文字通りひやっとさせてくれます。
古いクルマとはこういうもんだと認識しておいてください

納車を待ちます。

美しいヌヴォラホワイトの塗装を纏いますTi

専用の18インチホイール。

いつもご利用いただきありがとうございます。

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