知らない事は楽しい
かつて昔の映画で大脱走と言う映画がありました。
僕はスティーブマックイーンが好きだったので、この映画も幼少よりテレビにかじりついて見ていました
やはりこの映画の見どころの一つにオートバイで追ってから逃げるシーンです
このシーンの良さは静止画では語れないマックイーンの美しいライディングにあると僕は思います。
しかし、今回はそれではなくてもう一つの見どころ、収容所から脱出を図るためのトンネルを掘る面白さなのです。
簡単に説明しますと、第二次世界大戦中、ドイツ軍の捕虜になって収容所に集められた人々の中に
集団脱走のリーダーがいて、ドイツ軍に見破られないようトンネルを掘って脱走するという計画を立てて実行するのです。
あまりにざっとした説明でますが、詳しくは本編をご覧になるかウイキペディアで調べてください。
劇中、チャールズブロンソン扮するトンネル掘りのダニーが2本のトンネル、トムを掘り始めるのですが、その方法などが実に面白いのです。
集団で計画的に実行されるアイディアの数々。
時にベッドの底板を抜いて、トンネルの支柱にしたり、ふいごを作ったり、掘って出た土をうまく処理したりと見ていてはらはらしますが、決してできないわけではなさそうな(実際にはできませんが)感じの話を見ていると、それだけでストーリーに吸い込まれてしまうのです。
いやいや、sれが今回の話ではなくて、現代の話。
今日、引き取りで夕方から越谷にあるJU東京に回送に行きまして、その帰りの外環道の新倉PAにあった、外環道を東名高速に向かて延伸している告知板の中で知った、面白いネタを今回書きます。いや、こんな大工事だし、知っている方も多いかと思いますが、そこはお付き合い。
関越の大泉から東名までの16kmをトンネルでつなげるという壮大な計画。っ巨大な掘削マシーンは度々テレビなどで紹介さます。
しかし、気になるのは掘った土はどうなるの?ってことです。
それが詳しく書いてあったのでびっくりでした
見えますかねえ? 上のシールドマシンはなんと1日で1万立米も土がでるそうで、10tダンプ2000台分に上ると書いてあります。
しかし、しかし。その土を6000mものベルトコンベアが仮置き場までじゃんじゃん運んでくるそうです!
6kmのベルトコンベアってどんだけ~
尤も、モーレツな工事でヨソさまの庭先がごっそり陥没するような事件もありましたが…
かようなコンベアなそうですが、これが6000mも繋がるって、敷設した人らもすごいなあ。
しかも、なんと、高速道路内を走らせてしまうとは…
すごいアイディアですねえ。
実際にはこんな感じ。僕も見ましたわ、こんな感じなの。
トンネル掘るのは容易に考えられますが、堀った土の処遇など考えたことなど全くなかったです
上の映画「大脱走」でも土を捨てるのに苦労してあちこちに分散して捨てるのですが
太さ16mのトンネルを掘るのですから、そりゃもー
2番の歌いだしの「砂も地球のカケラなんだね」ってところが好きなアン・ルイスの歌を聴いてまた次回