時の移ろい

クリアーは美しいのです。
そしてはかなく、散っていくのです

バンパーを塗装したときに残ったクリアーが翌日乾いた物

まるで水晶玉のよう

クリアーの向こうに見えるものは….

とまあ、翌日はキレイですが、その後時間が経つにつれて

どんどん硬化して縮んでいき、このようになってしまいます。

最終的には全てこうなってしまいます。

自動車に塗られたクリアーは適切な膜厚と、適切な下地、そして適切な手順で塗らているので上のようになりませんが
ひとたび手順を間違えたり、適正な手順から手を抜くと、上のようにまではなりませんが、塗装膜のトラブルを呼ぶのです。

塗装と言うのは手作業ですから、いくらでも金額や経費を下げることはできます。
はたしてそれがあまねく人々の希望に合致するかと言われたら、そんなことはありません。

3-4年乗れれば満足な人もいれば、もう何十年もそのクルマでないとダメな人、そういった多様性も考えて作業をしなければならず。
僕らの作業もまた、あまねく人々の希望通りかと言えばそうで無い場合も、たくさんありますから

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時の移ろい”へ2件のコメント

  1. 三木啓司 より:

    古い車だとクリアー(トップコート)の再塗装を行う事は有りますか。
    若しくはお勧めのコーティングは有りますか。
    よろしくお願いします。

    1. mpi-bp より:

      基本的にクリアーだけを塗装することはあり得ません。新車なら可能性はありますが、それでも、サンドペーパーで足付け中に下地が出ることもあると思います。
      まして、古いクルマのクリアーのみを塗る事は絶対にありえないと言っても過言ではありません。

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