新・不動のフィアット500

以前からご利用いただいているお客さんのフィアット500が不動になったとSOSの電話がありました。
すぐさまロードサービスの依頼をしてもらい入庫と相成りました

ボンネットから煙が上がり、動かなくなったと…
またエンジンからはスゴイ音が出ているとも

当初はアイドラーベアリングかエアコンのロックで、ベルトが滑り煙や音が出たのではないかと思っていましたが
見てみると、特に問題が無く、音はどうもエンジンの後端の方から聞こえてくるように思います。
そして激烈な音。煙と言うより焦げ臭いにおい。全く前後しないクルマ。

これはクラッチだ! 

身に覚えがありますね。
♪ちょうど一年前の、この音を聞いた夜
昨日のことように 今はっきりと思い出す♬

うう、大きい整備なるキザシ

この不動のクルマをこのようにリフトのある場所まで動かすのには大変な苦労が付いて回りますが
ある商品でかなりうまくやれるようになりました。

https://store.shopping.yahoo.co.jp/vigoras/as-osb.html?sc_i=shopping-pc-web-result-item-rsltlst-title&ea=13

これはかなり便利でありまして、MPIのように小規模で、人数の少ないガレージにはうってつけ
ただ、使い方を誤るとバンパーやボディを殺めたり大けがする物なので、注意が必要です。
しかし従来、引っ張る目的でしかなかった、けん引ロープしかない世の中に、クルマで押すという今までにない概念を作った革命的な商品と言えそうです。

ま、似たようなものは作れそうなので、昔からやっていたとかいう人も出て来そうですが
商品化したという事が重要だったりします。

イナリくんがサクサク作業を進めました
最低限の部品脱着を目指します。

基本的に、ボンネット内部の上側を分解して、ドライブシャフトを外し、エンジンマウントを外し、デュアロジックユニットを外して、トランスミッションを外します

それほど簡単ではありませんが… いやかなり大変なんですが文字に起こすとこれだけ

ま、わかる人は分かりますが、大変な事になっています。詳しい事は次回に説明しましょうかね

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