年末スペシャル Ⅲ
まだまだ続く年末スペシャル。続いては147のエキマニを修理しているときに来たレッカーから
キレイな青空に映えるブルーメタリックの後期166
これも事前に打ち合わせ済みの入庫でした。
内容はオルタネーターのチャージランプ点灯。さらには点火のミスファイヤが目立ってきたので、コイルとスパークプラグの交換とのこと。しかも納期は年内。このレッカーが来たのが26日。
部品は全て手配済みなので、翌日から作業を急ぎます。なにしろ27日と28日しかありません。
まずはオルタネーターから。最悪、これだけでも交換しておけば走る事には事欠きません。
頑張ってまいりましょう。最初ハフェンダーライナーを外すところから
何度も作業していますから、どこを外していくかは完全に理解しています。テンショナーを動かしてロックします。
ドライブベルトを外したら、タイロッドやスタビリンクを外します
続いてオルタネーターの固定ボルトを抜いて、オルタネーターを外します
端子類を外してゲネレーター本体を抜き取ります
オルタネーターがなくなるとオイルフィルターが丸出しになるのです!
新しいオルタネーターとお疲れオルタネーター。166にはオルタネーターに種類があるので注意が必要です。
どちらも120Aですが
156や147はこんな簡単に外す事はできません。とんでもない難易度です。
サスペンションクロスメンバーを外すかしないと外せないのです。
もうほとんどエンジンおろしのような状態になるので、エンジンを下ろして作業することが必要な場合は必ずオルタネーターの交換を推奨しています。
多くの場合、このボルトレギュレーターの不良が多いです。
また異音の原因となるベアリングもリビルドすることで心配が減ります
取り付けて
ベルトを張って
タイロッドエンドやスタビリンクを戻して
前期型からは創造も付かない立派なインシュレーターが付いたライナーも戻して
出来上がり!
返す刀で、エンジンルームへ
美しいエンジンルーム。
後期は格別です。
いろいろ取り外してサージタンクも外します
この面倒くさいI/Gコイルのピンを外したら
折り返し地点で、この日の作業は終了です。
今のところ、予定通りで順調です。