年末スペシャル

昨年の暮れは忙しかったのですが、それはかくなる作業があったからです。

1.ポルシェ987ボクスター

これは車検でしたが預かったのが既にクリスマス前で納期が危険水域

それでも自動車本来の強靭性にEくんの作業のスピードにより解決しました。

リアブレーキパッドの交換のほか、比較的ベーシックな整備でパスできました

さすがドイツ車、信頼性の高さが違います。

2.アルファロメオ147 2.0TS

続いてはやはりクリスマス直前に入庫した147。こちらは10月の初旬に先に入庫して問題個所を特定して、部品を取り寄せてからの入庫だったのですが、こんなに遅くなってしまいました

こちらはタイロッドと排気漏れらしき異音の修理。
タイロッドは既にがたがたで設置状態でタイヤゆするとカタカタ音とガタがしっかり確認できる状態。しかも左右。

こちらはいきなりタイロッドの交換です。
タイロッドはステアリングラックに取り付けてある、自由継ぎ手で、ボールジョイントでサスペンションの動きに合わせて動きます。
それゆえ、どうしてもボールジョイント部分がいつか、やがてボール部にガタが発生して交換が必要になってしまいます。

ところが、このタイロッドは純正部品での設定がありません。
ディーラーなどでは基本的に設定がないのでラックASSYでの交換対応になるのではないかと思われます。

今ではヘタをすると、ラックASSYの方が手に入らないので、タイロッドを交換したいと思いますが、部品屋さんは、純正部品の設定のないが故に部品の特定ができない様子
部品を外して長さや、ねじ径、形状などが分かれば可能性があるかも…と及び腰。
仕方がないのでマーチンさんに相談したところ、一発回答で部品が来ました。

ラックブーツを外すときれいなシャフトが見えます。このシャフトにくっついているのがタイロッドです。

画像はタイロッドエンドが外れている状況
このネジ部にタイロッドエンドが入ります。
タイロッドエンドも今回、同時に交換します。

外すのも取り付けるのも、この丸い部分をねじ込むのですが、レンチをかけるサービスリセスがありません

これはやむなくパイプレンチのシジョーを食いこませて回します。

タイロッドも新品

出来上がり。

ちなみにこの前日の夜は買って頂いたスバルレガシィの引き渡しで、宇都宮まで行っているのでした。

あまりに時間がなくて自動車の画像すら撮影できませんでした。
ご成約いただき本当にありがとうございました。
同じBP5前期GTから後期BP5GTにお乗り換えでした。

年末スペシャルは次回に続きます。

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