帰ってきたフィアット500のなんでそうなるの

12月から続くフィアット500の修理大会。それももう終わりかと思えば、まーた次の500が入ってきました

もちろん、レッカーで、今度は何かオイルまで漏れてきています。
原因はブレーキソレノイドと呼ばれる縦軸のコントロールアクチュエーターからのオイル漏れ、さらにクラッチを押す棒のシールが損傷してオイルがジャバラのカバーから漏れだしたことによるものでした

このクルマ、昨年12月にクラッチトラブルでクラッチキットを交換したクルマで、今回は2か月連続大修理となり、経済的負担は計り知れなくMPIに手持ちの中古品で対応することになりました。

所詮中古、まともに機能するか、あちこち確認します。

そしてこの時にしかできない、セレオイルのタンクを完全に掃除します。
本来ならタンクを交換すべきです。タンク本体だけ取り外すのはかなり難しく、特に溶着されている戻り側のホースを取り外すのにはかなり有機が必要で
今回のようにユニットをフリーにして、洗わないと完全に掃除は出来ないのであります。
それはタンクの吸い込み側、ポンプに行く側の吸い込み口が底より7-8mmほど高く、どうしても鉄粉を含んだヘドロが沈殿して、車上でのオイル交換ではきれいにできない仕組みなんです。なので、このようにユニットごと外した場合は、じゃぶじゃぶ洗って逆さまにすることができます。
どんなにウfルードを交換しても、スラッジが沈殿しているとどうしてもポンプが吸い込んでしまい、結果各部にスラッジも送りこんでしまうのです

それが証拠に、どんなにキレイにしても一度、ポンプを回せばあっという間にフルードは真っ黒になります。

この前の500から外したユニットも

やはりこのようにスラッジが溜まっています

奥にあるのが今回、交換したユニットです

コネクターがミッションオイルだらけです。
信じられないと思いますが、これでも1度きれいにして戻しているのです

そしてクラッチのプッシュロッド。もれたオイルと汚れでひどいことになっています。

ちなみに縦軸を調整しているアクチュエーターは、単体支給がありますが、9万円強します。
仮にそれを交換してもプッシュロッドの部分からオイルが漏れてきたら、こちらは部品としては存在していません。
すると、ここがダメになればそっくり交換しか道は無いのです。

再び調整がまっています

クラッチのエア抜き、アクチュエーターユニットの調整、そしてクラッチのキャリブレーションが終わりました。

ここでもう一度、減圧します

減圧するとなぜか失敗しますが、これでフルードは全部抜けています。

この時点でもう一度湯量を確認してMIN以上MAX未満にしないといけません

僕はブレーキを踏み続けていないと、ポンプが回ってしまうので、高いところで、作業待ちです

そしてユーザーの元に

またまた1台、道路に戻せました。

でも、さすがに連続したので、最後はかなり素早く作業ができました。

そして外されたユニットは今回のように仕組みを知る教材となって、いろいろ修理方法や仕組み知る手掛かりになるのでした。
おしまい

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