工具展示即売会
ついに今年は様々な催しがフルスケールで制限なしで行われています。
毎年2月と言えば日産部品埼玉が主催する工具展示即売会が開かれます。
実に3年ぶりの開催となります。
先日の祭日23日です。この日は午前中に仕事をやっつけて、一路、熊谷スポーツ文化センターに向かいます
天気にも恵まれ温度も小春日和
熊谷の駅も越えて
到着しました。とてつもない広さなのです
ドーム施設有り、トラック有り
そしてスタジアム有り
やってきました。感無量です。
今年は例年の施設ではなく、新たに行われる場所で、スタジアムの選手控え室的な場所で行われます
3年ぶりとはいえ、ある意味代わり映えしないっちゃあ、しないのですが
その中でもニッチな工具があります
これなんでしょう?
これは洗車機のブラシに使われるウレタンのブラシです。
洗車機メーカーもかなり模索しているようで、何度も実車を使って傷の入り方をテストしているのだそうです
この太さ、長さ、密集度がキモだそうです。それでも結構キズが入ると思うけどなあ
この板ラチェット系は多かった印象です。便利ですけどね
このようにオフセット、や早回しが可能な2つのジョイントタイプ。でもこも手は真ん中のシャフトが曲がってしまうのですよ~。でもそこは価格でカバーです、なんて恐ろしい事を言っておられました
以前、僕がベストバイだと言ったBerufのライト
これなんでしょう?
こんどから搭載が義務付けられる幼稚園バスなどの降ろし忘れた際のたすけてスイッチ。
幼稚園児一人で押せるかなあ?
恐ろしいまでに安くなった防犯カメラセット。僕も本当に欲しいのです
なんだか印象がずいぶん変わってしまったシナノ。昔はシェア奪還の為の施策でプラスワンキャンペーンで、1つ買うともう1つタダでくれるという捨て身の営業方法が奏功して、どこの工具箱にもシナノのエア工具ありました
しかし、最近はあまり熱心なイメージがありません。
この電動インパクトも、バッテリーは京セラ製ですかと尋ねたら「台湾製ですよ、うちのは」と塩対応
もうオートモーティブにはあまり興味ないのでしょうか
さてこれは?
TIG溶接機のトーチです。それぞれ用途が違って、右から3番目のはチタンを溶接する際に溶接部分を空気から完全にシャットアウトさせるためのシールドだそう。空気に触れると真っ黒く酸化するそうで…
交流直流のTIG。美しい仕上がりのビードには欠かせません。いつかは欲しいけど、軽自動車のそこそこのが買えるなあ
デンソーのテスター用品。
右の黒いのはキーレスキーのリモコンがどれくらいの強度の電波を飛ばしているのかを可視化するテスター
これはなんでしょう? ADASと呼ばれる運転支援システムの調整用工具群です。
これを事故後や故障の交換修理の後、しっかり調整しないといけないのは勿論の事、新しくスタートする認証制度にも必須になるものです。
マンションなどの建築で使うレーザーレベラーをそのまんま使うようです
これはバンパーの溶接機です。
最近の極うすのプリウスなどのバンパーを修理する機械です
同じ部材の溶接棒を使って溶接して
削って仕上げればもう解らず。なかなか便利な工具ですが、バルケッタなどのビスケットのようになってしまった素材には使えないそうです
お安いシリーズでエントリーから中級者まで納得の商品を展開するスズキッド。
ずいぶん前のこの工具展示会でもTIGを出すと聞きましたが、未だ発売に至っていないそうです
そして、避けては通れない診断機。トップセラーなオーテルです
各種コーディングが可能なモデルです。
最も今回欲しいと思ったものです。今の担当セールスは素人なので、値段すら聞きませんでしたが
元祖インパクトメーカー。空研
ニッサンはルノーがらみでミシュラン売るの? 関係ない?
このような物までありました。
それぞれ1900wと1700wですって
かなり買いやすくなってきました。一家に一台の時代が近い?
いやいや、なかなか出番ありやせんぜ
と言う事で帰り道。
大した物は買いませんでしたが、楽しくおなかいっぱいになりました。
なんだか当たり前が戻りつつある世の中。
当たり前っていいですね
そんな事を思いながら1時間で帰ってこれたのはよかったでした