古いクルマは意外と厄介

アルファロメオ147、156、GT、GTV、166などの世代のクルマもそろそろ生産から新しくったって15年、20年選手も多くいます。
平成17年登録って今や20年落ちなんですね。それより前の各前期型などヘタすれば25年落ちなんて車種もあります。
これらを総称して旧車と言います。つまり古いクルマですね。
旧車と言えばハコスカやZとかだろうという諸兄も多くいると思いますが、20年を超えたらもう立派な旧車です。
かつて、僕がベレットや117クーペを触っていた時、平成5-6年頃で22-23年落ちで、とんでもない旧車でしたから
それより古いクルマを相手にしていると思うと何とも複雑な気持ちになります。

ある意味、部品など無くて当たり前の世界です。
ただ、日本の旧syあは海外には多く行かなかったので、部品は国内のみで探しましたが、アルファロメオはアメリカにこそ行っていませんが
ヨーロッパの各国々には行っていました。
さらに今は、あの当時とは違う「ネット」があるので、海外のセラーとも簡単につながれます。
それでも難しい物は幾らでもありますし、送料、円安、部品の高騰と三重苦の状況です。

今回は外装部品なので、海外から取る事は難しく、部品取り車から外しました。

しかし、一部に劣化が見られ、そこは多少なりとも見栄えを良くします

166あるあるの、なんかヘンな状態になっている部分です。劣化して剥がれていたのです
テープも貼ってあるので、全部除去します。

除去には田中さんの〇ンモーブラシ… もといCNSディスクや

超田中さんのイ〇モーブラシ… いやワイヤーホイールなどを使います

旧塗膜や薄い透明のステッカーってけっこう取れないんですよ。かといって残れば悪さして錆や剥離の原因になりますし

一通り削ったら、オービタルサンダーで整えます。

特に超田中さんの…は結構他の所も削っちゃいますからね

とりあえず、エッジを取るまではOK

サフェーサーには金属素地にも直接塗れて、サンディングせず上塗り可能なサフェーサー、ノンストップを使います。

2:1のシステムなので、結構塗料はゆるいめで、気を付けないと簡単に流れます、

他に塗装するフロントドアも一緒に塗ります。

これは全く凹みの無いきれいなドア。

この手はマルチパーパスなジョブをこなすJET1000Bの中圧ガン

一緒に見えなくなる部分も一緒に塗装します

まずノンストップサフェーサーを塗ったところ

きれいに塗れました。ノンストッププライマサフェーサーは防錆性能にすぐれ、また傷んだ古い塗装膜との隔離性能が高く、屈強な下地を形成してくれます

そして見えなくなる所を塗って行きます。

こんな感じに

なんだかヘンな感じですが、これが後から作業を楽にしてくれます。

クルマの補修って手間がかかるんですよ。
次回に続く

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