今までどうしてたの?sono2

MPIでは初めての車検の360モデナ
ヘッドライトの調整部品の破損により当初の検査の予約がパーになってしまいました。
しかし、僕の中ではおおよそ対処方法は既に考えてあったので、行動あるのみ

またまたデカワッシャーです。しかも今回は40パイ。そこに10mmのナットを溶接

ピンボケが情けない

これをもって再びフェラーリをリフトに上げて

そのライトの光軸調整ネジの入る部分を清掃して400番のサンドペーパーで足付けします。
中のボールジョイントが入る部分のレール(白いもの)が見えます
これが生命線でこのレールが割れたら、本当にライト交換が待っています。

これまたピンボケすいません
ワッシャーに通して調整のためのダブルナットを締め付けて

強力なボンドで接着します。

接着面の条件は悪くないのですが、なにぶん狭い場所での作業になります。
ボンドがボルト面にくっつくと大変なことになりますので、ボルトにはシリコングリスをしっかり塗ります

接着剤は90秒くらいで初期的な硬化が始まるので、時間との勝負です。
先にボール部分をレールに差し込んで、ボルトを抜く方向に回します。
するとワッシャーはライト内側に引っぱられますから、ワッシャーを押さえなくても接着面にぴったりくっつく算段です

何か汚い? いやいやスペースが限られている上に、ボールをレールに通すのが難しいのですよ
ガッチガチに接着できました。でもこれでもう、光軸の問題は当分出ないでしょう。
簡単に光軸調整ネジを回すことができます。
これは上下ですが、左右も動かすことができました。

反対側もキレイにできたら車検です。

たったこれだけの為に大騒動でした

でもイタリアのクルマらしいプラスチックのトラブル
しかし、いったい今までどうやって車検を通していたのでしょうねえ?
苦労の末にあれこれやっていたのは、外した部品から用意に想像が付きます。
でもそれもさほど機能していなかったように思います。

やっとあと少しで納車じゃ

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