今までどうしてたの?
一通りの整備を終えて、車検に受かる為のの最終チェックをしていた時に、思わぬ事態が発覚しました
車検を受けるときに必ず確認するところがあります。
車体番号はもちろん、灯火類や前輪のサイドスリップ、排気ガス、ブレーキ性能、スピードメーター、光量光軸、そして下回り
ざっくり言えばこんなところ。
作業の最後に光軸を合わせる為の調整ネジを確認していました
マセラティもそうですが、ライナーの一部を外すと光軸を調整するための小窓があります。
ハンドルを末切りにすれば調整可能です。このままの状態でテスター屋さんまで走って行き、ライトテスターで調整します。
その代わり、ライトの後ろを丸出しで走るので、雨の日や雨上がりの日には行く事ができません。
予め、調整ネジを動かして車検当日に、現地で不備のないようにするのですが、見つけてしまったのです
な、なんじゃこれは!
手で取れてしまうじゃあーりませんか!
今までどうやって車検取っていたのでしょう??
細工した跡があるのにそれもあまり良い細工でない為に、軽く取れてしまうのです
は、反対側も見てみないと!
反対側も既に壊れて外れていました…. なんちゅー仕事だ…
翌日の車検の予約は無に帰してしまいました。
右も左も光軸を調整する事ができません。
とんでもない事態に発展してしまいました。
当然のように調整部分の単体支給はありません。これを直すならヘッドライトASSYの交換になります。
末恐ろしくて値段を聞くのもためらいます
今までどうやって車検を通していたんでしょう?
さーて、ババが回ってきました
これが中古車の怖いところです。
どうするどうなる??
続く