不動の500
以前結構な整備をした500でしたが、キュルキュル音がするという訴えがありました
ネットの情報からクラッチのレリーズベアリングではないかと言うメールを頂きましたが、キュルキュル音は普通ベルト類ではないかと説明して、何か変化があったら連絡くださいとその場は収めました
ところが、それから数日後、すごく調子が悪くなりとても走ることはままならない状態で、がらがらと異音もかなりすごい音がすると、メールが来ました。
メールの内容から明らかにクラッチトラブルで、結構お近くのお客様ですが、預かるにはレッカーを差し向けるようかとも思いましたが、どうにか乗って行けそうとのこと。
やがて、本当に乗ってMPIにいらっしゃるとすごい異音が、クルマのエンジン音よりガラガラギュルギュル異音の方が大きいくらい
その場でお預かりとなりましたが、なんと、MPIの前からついに全く動けなくなってしまいました。
飯能のEくんの元に持っていくのには、積載車が必要になりこのような画ずらに
もはや明らかなクラッチトラブルで、車両の移動と共にクラッチ周りの部品も先に発注しちゃいます。
スピード勝負です。
一気に片づけるつもりで作業しだしましたが、恐ろしいまでにがっちり締まったボルトが行く手を阻みます
作業は先にイナリくんを朝から差し向けて、僕は昼から作業に合流します
さて手順ですが、普通のクラッチ付き車とそれほど変わりません。
クラッチオペレーティングがないくらいです
デュアロジックユニットを取り外しドライブシャフトを引っこ抜きますが、すべて硬くなかなか作業が捗りません
バンパーを外してフレームエクステンションを外します
デュアロジックユニットを外す準備をします
ラジエター側にはサブタンクがあります
セレポンプとサブタンクが見えます
ミッションオイルも排出。
ドライブシャフトの脱着を待ちます
スターターモーターを外します。トランスミッションを外すためです
次回に続く