ランチア V6の整備 その3
はてさて、クランクシールでは躓きましたが、それも違うメーカーでうまく行って上機嫌

しかして次に進みます。

タペットカバーも

洗ってきれいにします

こういった大物に限らず、分解された部品やボルトナットなどまで、一通り灯油で洗うので手間がかかります。自動車整備は隠れたジミな苦労の上に成り立つのを忘れてはいけません。

各ガスケットも清潔な土台の上に置かれる事によって、少しでもオイル漏れから逃れらるように努力します。
つまり単純に取り替えるだけではないのです

何度も調整が行われ正常なバルタイが確認されているので、安心してフタを締める事が出来るのです

フロントのバンクも閉まり、タイミングベルトもついに見える部分がほとんどなくなりました

集中審議している間は、どんどん進みます。

かなり汚れているスロットルボディも洗浄します。もちろん電子スロットルなので、じゃぶじゃぶ洗う事はできませんが

キレイになったでしょ?

イグニッションコイル、スパークプラグも全て交換。インテークガスケットも交換しました

なんと純正新品です。MPIになぜか残っていました。これh以前買ったOHキットの残りですね。

インテークパイプのチューブはカッチカチになっていてプラスチックのようです。丁寧に剥がさないと粉々になってしまいます。
しかも166の物とは違い少し細いのです。当然国内未導入のクルマですから、部品なんて出ようもないです。

さて出来上がってきました。

美しいエンジンですね。

しばし見惚れてしまいます。

作業量はとてつもなく多く、普通のクルマの数倍に上る仕事量ではないでしょうか?