ミトの為のミトによる….
一大緊縮納期のミト。しかし現況はそれを許さぬほど逼迫した状態。
特に一発で不動になりかねない油圧ユニットの処遇を巡っては、かなり逡巡しました。
ヤフオクで部品を買おうにも良い物は無く、良さそうなものは結構な値段。
どうしたもんじゃろなあ、と困っていた時に白羽の矢が立ったのは
1か月ほど前、商品在庫としてアライベイサイドオートオークションで買ったミトです。

2月になんとなく買った25年の67000km。多少難はある物の総合評価は4、それでもまあ、乗ったら面白いかと既に車庫証明も提出済み。
これを路線変更して、部品として使ってしまおうという計画。
さっそくドナーとしての素性を見て、問題がなさそうなので、オペ開始


エラーコードが無い事を確認して、減圧を始めます。

静かに減圧が始まります。

この時、イナリくんはEくんのところに毎日行って、同じような作業をしています。つまり向こうのエンジンの整備です。

バッテリーなどを外してアクセスします

あれこれ外してユニットにアプローチします。

まあまあ、これもなかなか油汚れしていますが、この2.5倍も走った物よりかはマシでしょう

このユニット取り外しは結構な本数のボルトを抜きまして、最後は油圧パイプを外して本体が取り外せます

一方イナリくんは、タイミングベルトを交換中。これも専用工具を使いますが、OHCなのでかなり楽なようです

交換したタイミングベルト。全く傷んでないじゃんと思われるかもしれませんが、コグドベルトの山が少し低くなっていたりします。

ウオーターポンプも当然交換。とにかく遠方の地で具合が悪くなっては困るのです

さて折り返し

テンショナーも交換時期でした。

汚れまくっている油圧ユニット。これも載せ替え

オイル漏れのあったタペットカバーパッキンも交換します。

夜が更けてサドンデス。3月13日が終わろうとしています。

翌3月14日ホワイトデー。そんな悠長な事言ってられません。

油圧ユニットを取り付けます。その前に洗浄

多くのアクチュエターが見えます。取り付けには液体ガスケットを塗布。

油圧ユニットはモーター、アキュームレーター部と分かれます。もちろんアキュームレーターは交換。
ヘリカルギアが丸見えのギアボックス

こうして3月15日になるころには必要な整備は終わって行きました。

ドライブシャフトブーツも交換しました。

残された時間はもう16日からの3連戦のみです。
MPI滅亡まであと3日。
いそげヤマトよ。いやミトよ