マセラティのなんでそーなるの!?

さてそのクアトロポルテですが、ナックルの加工に出している間にも、他の作業を進めます。
以前、エンジンマウントの交換を希望されていたのですが、その時は出来なかったので、この機会に交換することに。

これがまた、かなり難易度が高そう。FFのクルマなどでもそうですが、エンジンの下側に枕のようにしてくっついている部品ですから、エンジンが鎮座している物を取り替えるだなんて明らかに大変なのは、言うまでもありません。

エンジンを持ち上げて、そのすきに交換しようとしますが、エンジンをいっぱいに持ち上げても、マウントのボルトの逃げが足らず上手くいきません

それでも、サスペンションを分解し、サブフレームのボルトを抜いて、フレームを下げて逃げを作って取り外せるように
画像なんて撮るようなヒマありません。
地獄の作業です。まして上側のナットは、錆びて固着して、これまたとんでもないトルクで外したのでした。でも問題は右側でした。
リフトのアームがかぶる都合上、左と同じようなロジックで作業ができないのです。考えた末に出した答えは

フレーム修正用の油圧ラムで車体を持ち上げて、サブフレームの下がる代を作るのですが、十分な高さを確保するためにラムを伸ばしていくと
少しずつ斜めになってしまうのです。

それでもそのすきに作業します

なんとか外れました。もし作業中にあのラムが外れたら… とか考えると背中に冷たいモノを感じますが、とにかく外すのみ。

どうにか外れました。とんでもない大変さです。
マセラティの専門店の大変さが痛いほどわかりますねえ。

ちなみに外したマウント、これほどまでに傷んでいるのです

潰れているのが分かります。反対はもっとうまく撮れました

その分、下側が

これは相当変わりそう。

しかし帰り道はもっと大変です。10数ミリは高くなってるであろうマウントを戻すのですから。

もう総力戦です

もうこのサブメンバーをどれだけ動かせるかにかかっていたのですが、なんとか任務は成功しました。
本当に体力勝負のクルマです。肉体労働ヘビー級。
キツイし、危険だし、汚れるし。

そして後側のマウントを交換する頃には陽が落ちてしまいました。

本当に大変なクルマなのでした

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