ブレラ仕上げ編

塗装を終えたブレラを組み戻します

フロントバンパーの構成部品は殆ど焼き嵌めになっています。さらにツメの折れなどで、元に戻すのには強力なボンドが不可欠です

こういった作業は塗装が完全に乾いてから行うべきです。でも軟化剤を使っているので、完全に乾くまでには時間が結構かかります
この作業も塗装から丸5日後です。尤も置きたくて置いた時間ではないのですが(笑)

リアバンパーを戻して、テールランプも取り付けました。
一気にそれっぽくなります

バンパーの網も軽く塗りました

接着とブラインドリベット、そしてワニ口クリップ。恐ろしく大変です。とにかく構成部品が多い
でも、新品では全て組まれた状態での供給です。どうやって塗装すんだろ?

手に入る限りはいろいろ交換しました

リアエンドガーニッシュです。これが出るとは思わなかったなあ

このトランクのストライカーが入る部分が、リアハッチを閉じると下に下がる仕組みです。これが折れて無くなっていました。
どうにかなるかと在庫を確認したら1つだけありました。おそらくこのまま2度と新品が日本の土を踏むことは無いでしょう

外す時にレンズが泣き別れてしまったフェンダーマーカーを直します。このボンド、かなり優秀で、プラモデルの透明部品。つまり飛行機のキャノピーとかクルマのガラスやライトレンズに使う物だそうです。塗って接着した後にボンドの部分は透明になります。しかもハミ出た部分で手で剥がす事ができる優れモノです。

ちなみにこのウインカーレンズ。もう新品が手に入りません。

燃料キャップもこの際に新しくしました。意外にリクエストの多いキャップを釣っておくヒモですね

水抜き穴が詰まっていたのに気が付きました。触ってみるもんですねえ修理の際にフュエルリッドは滅多に開けませんから

ブレラのマークも新調しました。新品はこのようにガイド付きになっているので、位置を正確に再現できます。
クルマによっては位置を決める専用台紙などもあるほどで、ステッカーなどの扱いの難しさを痛感します。

フェンダーエンブレムは剥がす前に採寸したので、その通りに

ボディカラーによってエンブレムも色が変わります。こういた手心が部品の供給不安を招くような….

さあて完成しました。

思い出いっぱいのブレラが完成しました。

一度はディーラーで見放されて廃車の道を歩むか迷って、僕の所に連絡をくれたユーザーさんでした。
でも今日、こうしてリフレッシュできました。

翌日、陸運局で再封印をして

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