ブレラもドライブシャフトブーツ

先日、エアコンのコンプレッサーを交換したブレラ、その際にシャフトブーツが破れていたので同時に作業します

なんだかどのクルマもシャフトブーツの交換しているような錯覚に陥ります。あれ、これ何のブーツだっけ?みたいな
だからいつもたくさんブーツ在庫しています。

ブーツ交換は一般的でも作業はそれなりに大変です。特にシャシーはどうしても錆びやすく、硬く固着し易いですから

アッパーアームがハズレやしない…涙

硬いのでできませんとは言えません。ガッツで勝利するのですが、それは昭和の考えか
あれ、なんか艶めかしい広告が新聞に見えますね。

見事に割れてます。でもまあ、しょうがないんですよ。しょうがないけど車検には絶対に通りません。通りませんし放置するとベアリングが傷みます

テーマは仕組みがストラットだったので良かったのですが、166やこのブレラはダブルウイッシュボーンなので、ロアアームを繋いでいるフォークと、さらにストラットとナックルを縁切りさせないといけません。

ゲゲゲの鬼太郎のOPに出てくるような破れた提灯みたくなっています。しかし問題なのはそれではなくて、CVジョイントが入っている部分が抜けません。
返しが切ってあるのです。抜け止めですが、片側はトランスミッション、もう片側はナックルで挟まれているので絶対に抜けないはずなのですが、こんなところに返しを付ける意味が翌理解できません。

それらはベルトサンダーで削り落としてCVジョイントを縁切りします。
昔はブーツが破れるとすぐにカラカラ音を出して不快で。シャフト交換しか方法がありませんでしたが、いつの日かベアリングがモーレツに強くなったのか、まず、トライポッドベアリングから音が出るケースをほとんど見なくなりました。その代わり、この型は振動を出すようになりますが

僕がちょっとよそ見している間に、イナリくんがばっちり仕上げました。ブーツの中はグリスでみっちり。バンドは専用工具でばっちり
手前の黒い鏡みたいなのは、トライポッドベアリングを洗浄した灯油です。彼は最も灯油が良いと言います。

組み付けます

そして数日後、納車です。

大変にお若い、しかもきれいな女性の方が乗る、左ハンドルのマニュアルの真っ赤なブレラ。かっこいいなあ。
あんまり言うと何とかハラスメントだとか蔑視だとかいわれのない誹りを受けるのでこれくらいにして
本当に世の男性方に見習ってほしい… 自動車の楽しさ、趣味性を。

ご利用いただきありがとうございました。大事に乗ってください

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166を….New!!