ヌヴォラホワイトは166
さてこのシリーズ最後はリアエンブレムの交換です。
166のリアエンブレムはくるっと回ってトランクのキーシリンダーが現れるタイプです。
それゆえ交換作業が思いのほか大変
トランクトリムを外さないと始まりません。
しかしクリップが硬い~
外す事そのものはそれほど難しい事はありません。
既にリアエンブレムは製造廃止になっています。
しかし、自社のオーナメントが早々製造中止になるって…
さて、取り付けをしようと思ったら、夜…
このオーナメントは後ろから
このような取り付け部品構成になっています。
まずキーシリンダーを隠す為のオーナメントを挿しまして
抜けないように押さえます
そして後ろから飛び出たこの部分に、先の部品、スプリング、カラー、Eリングを挿します。
黒い真ん中のヤツです
ところが午後6時半。一生懸命付けようとしますが何しろロケーションが悪い。
作業するためのサービスホールは大変に狭く、なおかつ失敗して部品を手放すとトランクパネルの間に落ちていってしまいます。
1回でばちっと決める….そんな事出来るはずが無く。何度も落としました。
スプリングは磁石で取れますが、プラスチックのカラーは磁石じゃとれません。
別のサービスホールから内視鏡を入れて、こねくり回してなんとか取ります。
落とす、内視鏡を見ながら拾う。これをざっと20セットは繰り返したでしょうか
手がかじかんで感覚がなくなりました。
午後7時20分。冷たさが限界を超えたので、退却です。でもどうしてもここまでは終わらせたい。
暖かいところで別の仕事をして手を温めて、暖かまったら作業してを繰り返し
1時間半くらい経ったでしょうか
午後8時51分。突破しました。
翌日、今一度確認してみます。、
はい!完璧です。
心折れてベースから外して作業しようかとも思いましたが、見事やり遂げました(笑)
前期の3コートパールのオーロラと並べてみます。
オーロラがいかに着色されているかわかりますね
スポーツセダンなんて言葉がありますが、166.かなり面白いですよ。、
ファミリカーでありながら趣味も所有感も高次元で満たしてくれる。
とはいえ、登録から20年以上経っているクルマがほとんどなので、壊れないで楽しくなんて口が裂けてもいえませんが
166乗りたくなったらMPIにご相談ください。