ディスプレイの灯をともせ 前編
先日、以前から修理の打診のあったマセラティクアトロポルテが入庫しました。
入庫内容はナビ画面の修理です。
美しいブルーの139、もはやおなじみのクルマです。
ナビ画面はこのモニターです。
アルパイン製のナビなので、アルパインのナビゲーションがそっくり出て来るのかと思ったらどうも違うようです。
暗いながらもよく見れば映っているのが見えます。
つまりシステムに問題はなく、どうやらLCDパネルのバックライトの不良のようです
今回はこれを交換します
このカーボンのフロントパネルはまず、エアコンの吹き出し口とアーモンド型の時計が付くベゼルを引っこ抜き
中の2個のビスを外します。
さらに返す刀で、ドリンクホルダー周りを外します
ドリンクホルダーの中に2つ、パーキングブレーキレバーの前、シフトインジケーターの下に1つ、アッシュトレイの下に1つ
それぞれビスが隠れています。
あとはパネル下側の2本のタッピングビスを外せば、この大きなカーボンのパネルが外れます
一見、そうでもないように見えますが、大変な量の配線を外します
ああ、ピンボケなのが残念
さてユニットを持ってきましたよ。
まず、フェイスパネルを外します
ここにはほとんど用事はありません
だから大事にクルマに戻しておきます
さて、オーディオが単体になりました。
ここからが本番
パネルからユニットを切り離す作業です
パネルからメカ部分が切り離されました。
しかし、このクルマも超高級車の部類なのになぜこんなにベトベトになってしまうのだろう…
さらに分解が進みます
小さなトルクスのミニビスが超たくさん止まっています
この金属のプレートを引きはがすのが目的です。
ついに金属のプレートが外れました。
続きは次回