クライスラーイプシロンを快適に

先日、代車として華々しくデビューしたイプシロン。

イプシロンと入れ替えに、長らく人気だったラパンターボがラインナップから外れました。
何しろ、左右のロアボールジョイントががったがたで、タイヤもよろしくない。
6年間、僕を支えてくれてましたが、お役御免です。高い自動車税も来たばかりなのに残念ながら廃車となりました。

現在は既に仕事に出ているのですが、その前に、簡単なメンテナンスを行いました。
デュアロジックのアキュームレーター交換ついでにオイルも交換します。

それが意外に簡単ではないのですね。
上から見るユニット。その前方にエキマニを避けるべく遮熱版があるのですが、それを外して交換と相成ります。

下から見るとこんな感じ。

上下をひっくり返してみますとこんな感じ

真ん中の業務用焼き肉のたれみたいなのが、デュアロジックオイルのタンクです。
ん~、確かに濃い口の焼き肉のたれのように汚いけど作動油だし、それほど交換必要性は無いように思わんでもないけど….

まあ、汚いと分かっていればそれを見過ごすのも良い結果にはならないかと

まず、爆弾💣を交換します。
あ、その前に圧力を抜かないといけません。

なんかよくわからないけど失敗しやんの

まあ、とにかく、圧力さえ下がればよいわけで。

これがまたバカ硬い。毎度のことだけど…

この工具、上手くかかれば無敵のパフォーマンス

でーんと落ちてきました

続いて、新しいバクダンにグリスを塗って取り付けます。

デュアロジオイルは診断機で抜いても良いのですが、この時間で連休中5月2日の四時半、乗って帰りたいのですよ、イプシロンに

もしエア抜きなどでめんどくさい事になってしまうと、乗って帰るクルマがなくなっちゃうので、一番簡単な方法でまいります。
タンクから抜いちゃうんですよ

完全に抜けない?そんなの元より折り込み済みです。

出てきたタレは想像以上の濃い口。デュアロジの沖付けやあ。

デュアロジオイルはリキモリのMTF。純正指定同等です。あれ?純正指定だっけ??ミスターカトーさんに聞かないといけません

一通りできたら、診断機でキャリブレーションさせます

4種類ほど仕事をします。

セレスピードやデュアロジック、F1マチックとか乱暴に言えばみんな似たようなものですが
装置そのものの仕組みやロジックは良くできています。
しかし、やっぱりイタリア物、どうも壊れます。
耐久性が異様に低いというか…

アルファロメオは147、156でセレをデビューさせるわけですが。159やフィアット500で結構良くなって、その後、TCTと言うデュアルクラッチシステムに移行します。
TCTは良くできていたけど、それもやがて、ZFのATに置き換えられちゃいます。
マレリとか仕組みは本当に先進的で素晴らしいのだけど…故障も多いですね。
とはいえ、新車から15年とか20年とかだもんな。そりゃあ、壊れてもおかしくないか

セレやデュアロジ、果てはF1にお乗りのみなさん、できるだけ止まっている時はニュートラにしてあげてくださいね。

イプシロンはまあ、それなりに快適になりましたとさ。

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