カングーを直しますリターンズその2

さて、故障の容疑も固まったところで、足取りも軽く分解にかかります

ATのバルブボディを整備するにはあれこれ外します。

最終的にこんな感じにストリップダウン

この手間のかかり方がカングーですね。

目指すATのバルブボディはこのオイルパンの中。そろそろATFを抜きましょう。
すると…

なんと、ATFがでてきません。全くです。取り外したドレンを間違えてないかと確認すると間違いありません
ATFが出てこないのです

大急ぎでオイルパンを外します

オイルパンを外して出てきた全量がこの通り

何という事でしょう。ATFが入っていなかったのです。
走ったのが不思議なくらいです。デフのサイドシールから? 

いや、その前に他は?
スゴイ量の鉄粉があります。大変な事になりました。

こんな画ずら見たことありません
確かにアンダーカバーがかなり汚れています

とにかく、バルブボディを洗浄します

走らなくなっては困るので、まずはしっかり分解して洗浄

本来、ATFは赤い物で、汚れてもここまで黒と言うかグレーと言うか、グリスのようなものになりません

クラッチ=トルクコンバーターの影響は必ずあると思います。

でもしっかり組み付けて

まずは走るか確認します。

この時点で作業の進行はストップです。でも走れるようにしないと工場から出られないので、ちゃんと組みますが、費用の回収が可能か心配になってきましたよ…

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