カングーの車検りたーんず その2
カングーの車検整備の続きです
タイロッドエンドのブーツが破れています。ここは良く検査場でも見られるところなので修理は必須。輸入車はブーツだけ交換するケースはかなり稀で
エンドごと交換します。

こんな感じです

きれいになりました。

続いてドラムブレーキ。アジャスタの先端が折れて本来あるハズのツメが上側に行ってしまっています

ちなみにブレーキシューも減っていたので交換します。と言ってもリーディング側だけとかは出ませんのでこちらもセット交換。

なんだか寂しくなったリアブエーキ。残されたホイルシリンダーが哀愁を誘います。

装置が全部戻って来てにぎやかになりました

これが正しいアジャスターの位置。この部品、かなり需要が高いのですが今の所、社外品が見つかりません。
純正品での対応です。

エアコンフィルターも交換します。これを外すと…

スゴイのキター。良く空気出たな。

しかも糊が取れてアコーディオンが開きっぱなし。

きれいな物になりました。

カウルトップを見ると、これじゃあウオッシャーが出ませんね。これもカングーあるあるです。
他のカングーでも直しました。

こうして整備がいかに重要かを説明いたしました

古いクルマは絶対整備が必要です。甘く考えてはいけません。特に輸入車は整備することで維持されて行く感じだと思ってください。
逆に、整備す工場は必ずしっかり選ばないといけません。これまた特にイタリア車とフランス車は見ることができるところが限定的です。
しかも、整備士不足が声高に叫ばれるようになって久しいです。
自動車の維持は、整備工場との付き合いと言っても過言ではないはずです。