カングーの修理Ⅰ
昨年末の最後の方の仕事です。
2024年最後のカングー整備です。
異音などの修理です
異音の原因は簡単でした。パワーステアリングです。
パワーステアリングはフルードが足りなくなると独特の音を出します。モーと言うかウオーと言うか
とりあえず、パワーステアリングフルードを足して音が消えればラッキー。
フルードの漏れてtいる原因はここのパワステの圧力スイッチです
パワーステアリングはエンジンのクランクから直接ベルトを介して機能させるために、負荷が大きいとアイドリングが阻害されてエンジンが止まってしまう恐れがあります。
そこで、圧力が強くかかる時、例えばハンドルを据え切りにしたときなどに、信号を出してアイドルアップを促す仕組みです。
しかし、そのアイドルアップ信号を出すところからオイルが漏れるとは皮肉な結果です。
しかも、パワステフルードを足してもパワステポンプからの異音は収まらず、パワステポンプの交換と相成りました
また、エンジンチェックランプの相談もありました。
診断機を繋いで見てみます
ほぼ完全にスロットルボディの不良と思います
ただ、このクルマ怖いのが、以前このブログにも書いた、大型のコネクターがダメになる事があるのでそこをどう考えるかですね。
しかし、この診断機の結果からはまず、スロットルボディを交換して、次のステップに行きます。
まずはサクサクバンパーなどを取り外して整備モードに変換
下回りはご覧の有様
ダダ漏れでしたね。
その前に車内灯の整備も
点灯しない車内と、レンズが取れちゃったランプを交換
点灯しないのはヒューズが飛んでいました。それは入れ替えて一件落着
車内灯はレンズのツメが折れていて直せないのでそっくり交換。レンズだけ出ればいいのに…
でもこうして部品が出るのはありがたいです。
次回に続く