カングーのタイミングベルト交換
以前カングーを買って頂いたお客さまからタイミングベルトの交換のご用命をいただきました
これもどんどんやっつけて行かないと後がつかえています
どんどん分解します。
おなじみですが、カングーもアルファロメオなどと同じく専用工具を使って交換します。
でもアルファロメオと大きく違うのは、ルノーはカムの後端を工具でロックする方法です。
そのためにシリンダヘッドにある黒いエンドキャップを外してやる必要があります
ついでにサーモスタットも交換します
カングーはタイミングベルトカバーの上半分は金属でできています。
それが外すのも付けるのも大変です
幸いにしてカムのシールもタペットカバーからもオイル漏れはありません。
今回は予定外の整備の心配はなさそうです
このように1番上死点でガッチリ固めます。
また、クランクも回り止めのピンをブロックに挿して用意万全です
テンショナーを緩めていよいよベルトを外します
作業はいろいろな部品を外します。特にエンジンマウントは1か所を除いて
殆ど外して、エンジンをジャッキで上下させながら作業をします
そうしないとクランクプーリーなどが外せません。実に狭いのです
ベルトが外れました
もうここからは必要部品を交換するだけですが、せまいのなんの…
7年前に交換歴があるとは思えないほどキレイです
しかしこのクルマ、実に簡単にエンジンが上下します。上げたり下げたりしてどんどん分解していきます
まあ、実に順調に作業は進みます。