カッパのサスⅢ

集中審議中のカッパワゴンもついにサスの交換も終わりに近づいてきました
サスペンション作業の最後はリアサスペンションです。リアサスの多くはトランクなり、パーシャルシェルフなり内装を外すことが伴うことが殆どです。
そして今回その入り口がリアシートの脱着です。
作業したことのある人で、案外このリアシートの脱着で苦労したことがある方も多いのではないかと思いますが、腰をいわさないうちに違う方法で外します。
リアシートの座面はフロア側にシートから生えるスプリングピンを咥えるリテーナーで止まっていることが殆どで、そこが強烈に硬いクルマが多いのです。
そんなときは無理をせず、フレーム修正などで使う油圧ラムを投入します

難なく外せます。

リアシートのサイドクッションを外してから、クオータートリムを外すのです。この順序を無視すると壊します

さらに分解は続きます

完全にクオーターパネルトリムが外された状態。

古いショックは既に中のオイルが噴出して完全に使い終わっています。

通常の状態でフルバンプ状態だったのでこれくらいにはなっている事は、織り込み済み。

リアはシンプルなマルチリンク。どこか147に似ていますね

ベットベトのリアショック。今日までお疲れさまでした

今回、手に入らなかったものの一つがアッパーマウント。とても程度が良いのでこのまま使います

ブーツとバンプラバーは交換

スタビリンクも交換。

出来上がりはこんな感じ。

ストラットのトップはこのストラットタワーの穴の中

続いて反対側も着手

やはり油漏れ。完全に使い倒しておりますね。

同じく油で汚れているショックアブソーバー

リアはサスコンでおとなしく分解可能。

付け替えるコイルスプリングをサスコンで縮めます。

新しいストラットを用意します。あれこれ部品が取っ散らかっております

出来上がり。

完成している左。

右もついに出来上がりました。

これは本当に良くなると思います。これだけやればよくなるって?
これだけやれんのか?って話ですよ!

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