アルファロメオ147のオイルパン修理 その4

オイルパンの修理も終わり、役者がそろった147、組み付けのターンとなりました

オイルパンの取り付けは、取り外しの際に書いた通り、大変に難しいというか、つっかえて出てこなかったのですが、今度は反対にどうにかして取った物をくっつけるようにするのです。

きれいに洗ったオイルパンとセパレーター
この切り欠きの中にストレーナーが入る仕組みです

たくさんのボルトたち。これらも洗浄しました。ちなみにトルクスのように見える穴のボルトはリブCVボルトで、専用のソケットが必要です

ジョーロです。と言っても出すのではなく吸い込むジョ-ロです。こいつが引っかかってオイルパンが出ないのです。

そして取り付けるリハーサルを何度も行います

そして選んだのはストレーナーのボルトは1本だけ入れておいて、オイルパンが付けられる位置になったらボルトを入れる作戦です。

既に液体ガスケットが塗られもう、作業は待ったなし

ここから先はとてもじゃありませんが撮影なんてしている場合じゃなくとにかく二人でひーひー言いながら作業しました

そしてどうにか取り付けできました

全てのボルトが適切なトルクで締められ、液体ガスケットのはみ出し具合も良い感じ。

エキマニやら他の部品も組んでいきます。

新しいドレンボルトは国内のどこにでも打っているようなM14 1.5のマグネット付きドレンボルト

取り付けます

当たり前ですが、ドレンはするする~と入って行きます。

バンパーも取り付けて一通り出来上がりました

エアコンのガスは抜いている為に真空引きを行います。

あと当然、エンジンオイルも入れないと。

抹茶5w-40を飲み干しまして

一緒にエアコンガスも入れていきます

この日は雨。

それでも理想的なチャージングになりました

下回りも心配ありません。

そしてユーザーにお返しする日がやってまいりました。

なかなか難しいミッションでしたが、上手く行って良かったです。
でもこのオイルパン、困っている人、他にもいるのではないでしょう

少なくとも、MPIのお客さんでも1人相談を受けた事がありましたが….

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