アルファロメオ147のオイルパン修理 その3
少し時間が開いてしまいましたがオイルパン本体を修理します。
取り外してきれいになったオイルパンを狭山の加工屋さんに持ち込みます
イナリくんが専門分野なので、彼に任せきりです。
機械加工屋さんの市川さんと綿密に打ち合わせた結果、下の図のようになりました
何でも簡単に溶接するとかいっちゃいけないんですね。不純物やリスクなども考えて仕事をしないと
そこで代替案が
M20のボルト穴を掘ります。
さらにフライス盤で表面を均して
その穴に差し込むアダプターを旋盤で削り出します。A2017で作ります
次にアダプターをねじ込みます
さらにねじ込む際にエポキシボンドを挟みな時混んで接着した後は、入れたボルト穴を叩いて潰して2度と回らないようにします
完成度はとてつもなくスバラシイ。
この方法で修理する以外にもおそらく方法はあるでしょう。でも僕らにはこの方法がベストです
本来フライス盤は対象物とバイドは垂直でないと加工できないのですが、市川さんの所にはこのようなモデルもありまして
今回はオイルパンのブロック取り付け位置を下にすると
かように斜めになるので、角度をつけられるフライス盤で作業してもらいました。
アルミにはアルミのブッシュで出来上がり。
次回は取り付け編。