アルファロメオジュリアの修理 その3
ATのオイルパンを片付けたので、その時に入ったバンパーのキズを直します
このままではできることが限られているので、ブース内ですが、ジャキアップしてタイヤを外します
ライナー内にもそれなりの数のビスやナットがあります。
ちなみにこのドアは光軸調整のドアかな?いずれにしてもライナーの脱着には関係ありません
下回りにもボルトが結構な数で止まっています
上側はトルクスのT55の滅多に使わないデカトルクスですが….ボルトそのものは6mmのボルトなので、締める時に気を付けないとボルト折ります
サイドはこのボルト1本です
後は嵌合だけですが、この嵌合がむちゃくちゃ硬い。世界的な流れですが、バンパーやクリップの嵌合具合がめちゃくちゃ硬いです。
ぶっ壊れたかと思うような音と共に外れます
こんな感じになりました
大量のボルトを使います。現代のクルマとは正反対なような
しかし、まじまじと見ると166に比べて次世代感満載ですね
アルミだらけで部品が皆ごっついです
そしてでっかいタービンが鎮座しています
ハニーウェル(ハネウエル)のタービンです。旧ギャレットですって。キャンターのタービンみたい
複数の部品から成るバンパーですが、すべて分解しないといけません。塗装できないからです
しかし、やはり今日のバンパーはビスなどで止まっていなくて、レーザーなどで焼き止めてあるのです
また、分解を前提にしていない為に脱着は困難を極めます。
画像下側の三葉虫みたいな焼き嵌めも削り取って外します
簡単にバラバラになったように見えますが、本当に大変なのですよ
しかし救いは前の159と同じ色なので、塗料は助かります