アバルト595 エアコンの吹き出し口問題

エアコンの吹き出し口の切り替えがうまく行かない595
確かに診断機で見ると、フラップコントロ－ルに問題がある様子。
昨日の記事同様、フラップモーターの交換です。

症状としては
常にエアコンの風が顔に風が当たるのです。まあ、それほどでもないっちゃそれほどでもないトラブルですが、冬場など顔が熱くなっていけませんね。

でも、この症状、エアコンのスイッチを入れて、マニュアルで顔（真ん中）のポジションを選んだあと、デフロスタ側のボタンを押すと、真ん中とデフロスタにLEDが点いて、その後さらに足元ボタンを押すとデフロスタと足元だけにLEDが点くようになるのです。そして、デフロスタのボタンをもう一度押してキャンセルすると、足元だけに暖かな風を出せるんです。どんな仕組み～？

僕はこれを「おまじない系」と呼んでいます。

そのエアコン呪術を卒業するために修理をします。
修理そのものはグローブボックスを外して作業するために、それほどでもありません

新しいアクチュエーター。これが下手人

こんなロケーション

外したアクチュエーターと新旧対決。デンソー製品ですね

ここに取り付けたら出来上がり…　ではなく

何かしら調整が必要な様子

最近のクルマですから何かしらのキャリブレーションがあります。

やっぱりこういう項目があり、しかるべきステップを踏まないと正常に機能しなかったりします

待つこと１分。出来上がり。

数値を見ながら動きを確認してみます

高い温度にすると

このように40％で、足元が全開になります。

フラップ位置の真ん中だけは0％

音頭設定をLOWにすると100％になる仕組みです。

エアコンの呪縛から逃れられたようです。
しかし、このところアクチュエーター交換多いなあー