やっぱ社外品

集中審議中のW210のメルセデス。

リアゲートの次は左右のリアドアのパワーウインドウを交換します。
左右いっぺんに壊れるのもスゴイですが、旧いクルマなんてそんなものです。
しかし、今回は純正の部品は高価すぎてパスとなり、社外品での対応となりました

左側はこの通り。ワイヤーがくちゅくちゅになっています。わやな事になっているのです

イナリくんが左側、僕は右を担当します

全体像はこのような感じで、ビスは以下のように入っています

グリップ下に1つ

インサイドハンドルのエスカッションを外した中に1本

SRSエアバッグの小さなグロメット内に1本

ドアストライカーの入るロックのベゼルに1本。

これらを外したら後は普通にバチバチ刺さっているクリップを外すだけです。
W124のように知っている人にしか外せないような意地悪な作りではありません。

ウインドウレギュレーターを外すのは基本的にブラインドリベットを切り落として外します

すると反対側と同じような状態のレギュレーターです

で、取り寄せたのはドイツのBBR社製のウインドウレギュレーター。メルセデスは世界中で愛されている為に世界中に社外部品があります。
特に中国の物は品質が劣悪で、出来るだけ有名メーカーのが良いでしょう…. と思っていたのですが

新しいレギュレーターにモーターを…

ところがどうしても穴位置が合いません。少し無理をすると付くには付くのですが、レギュレーターが簡単に曲がってワイヤーフィーダーとぶつかってしまうのです
結局あれこれ試しましたが、無理をさせずに取り付ける方向にしまして、穴を削って入るようにしました

穴を結構磨りました。半ば楕円です。でも取り付けできないよりかはマシです。

基本的に全ての穴を大きくするハメに。このBBRのレギュレーター、そうとう出来が悪いです。
台湾メイドの数千円のヤツと大差ないです。これはあかんやつだ。
素人さんは社外品の品質をあまり知らないし、またネットを叩くととりあえず最安値からスタートするイメージがあります。
これが落とし穴で、メーカーにより千差万別、純正と純正OEMは良いですが、中には純正OEMを語ってインチキな中国製が混じっていたのを見たことがあります
やっぱり純正OEMメーカーより下のB級より下のメーカーはダメですね。

10年以上昔、ポルシェ996で、ウインドウレギュレーターの交換があって、巡視絵が高いから社外で、と 唯一あった社外品を入れて痛い目に遭ったのを思い出させる瞬間です

とりあえず、上手くまとまりまして。

納車と相成りましたが….

またまた恐怖の大王が降って来るのです。それはまた今度のお話し….

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です