さよなら166
ああ、再びこの手で166を屠ってしまいました。
置き場を確保する為に2台解体したのです
MPIに来た事がある方ならご存知の方も多いかと思いますが、工場の端に3台の166が置いてあります。
基本的に部品取りコーナーなのですが、向かって左の2台を完全に抹消しました
特に後期は外装は手付かずです。
え~、解体しちゃうの?と言う方もいるかもしれません。
特に後期はよほど特殊なモデルで無いと全く売れません
ましてやエアコンのコンプレッサーが壊れている、内装がベトベト、塗装の焼けが進んでクリアーが剥がれているなどとなると
もはや修理して商品化するというのは現実的でなく、解体して他の自動車を置くことにしたのです
ちょうどこの前日の夜、後期の166を買わないか?と言う電話をいただいたのですが、お断りいたしました
自動車は持っているだけで場所を取るので、土地を持っていなければ車庫代がかかりますし、仮に持っていても放置車両はものすごいスピードで傷み、再起はさらに難しくなります。
こうして、166はさらに台数が減っていくのです
いつもでも同じ条件、同じ状態であるとは限らないのがちょい古のクルマです