変わりゆく世の中

今日は(も?)部品探しで半日が終わりました。
ボルボの純正部品だったのですが、数年前にポルシェとボルボは、なぜかいわゆる部品商(僕らが発注する部品屋さん)と
一切の縁を切ってしまったことにより、普通に見積もりや在庫確認もできなくなってしまいました。

欲しい部品はATのバルブボディに使う部品で、ランチアテージスに必要なのですが、ランチアはもちろんの事、同じ部品を使うアルファロメオ156、一部の166、フィアットの一部などにも使われているのですが、こちらもことごとく国内の在庫は存在せず、同じ部品を使うボルボに白羽の矢が立ったという流れです

まず、工場からほど近いディーラーに電話して、在庫を聞こうとすると部品担当の方がお休みで、明日、水曜日はお店そのものがお休みで、木曜日に電話してくれと

続いて、懇意にしているファーストオート(ボルボ大宮)に聞こうとしたら昨日今日はお休みとの事

念の為に部品商のICSに聞くと、在庫聞けないことはないけどディーラーの休みの都合で、在庫の有る無しは、たぶん木曜日の連絡になると思うよ、とのこと

さらにちょっと離れたボルボ西東京に電話して、やっと話せたパーツの方に聞くと、国内在庫は無いとの事。ガビーン
結局ないんかい。時間の無駄だった。

欲しい部品は丸いパッキンなので、モノタロウなどで、合いそうな物があるかとネットサーフィン。でも独自の規格物だからぴったりなんて存在しません。
結局、数時間費やして海外の通販に発注して、高い送料を払って入荷待ちとなってしまいました。

まだ、アメリカにあるクルマなので簡単に見つかりますが、イタリア車はこうはいきません。
猛烈な部品探しの旅が待っています。旅と言うか流浪ですね

日中の明るいうちは作業して、暗くなってから部品探しは日常的で、明るいうちはお客さんとの商談や納車なんて日は夕方に作業して、暗くなって部品探し、からのブログ更新なんて日も珍しくありません。

いつの間にか、部品を探しているとあまりに在庫がなく、クルマが終わっているのか日本と言う国が終わっているのか心配になるときがあります。
そして、部品屋さんはみな、一様に職務に忠実であまり積極的に探してくれたり時間が(5時15分くらいかな)来ると電話に出てくれなくなります。そりゃ働き方改革で残業しちゃいけないので当然ですが、だいぶ商習慣が変わったなあと肌身に感じます。

MPIにはよく今まで面倒を見てくれた店で、ディーラーで、断られるようになったという方を散見しますが、お店側も徐々に変わって行ったのだと思います。
そういった事象は、社会全体に既に広がっていて、なんだか良いんだか悪いんだか…

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