不動のカングー

前日の夜にレッカーで入庫してきたカングー
通勤などで使われているために代車を必要としたのですが、生憎、あちこちで入庫を断れらたそうで、少し離れたMPIを見つけてコンタクトをいただきました
もう年度末はどこの修理店やディーラーも上へ下への大騒ぎです。自動車業界は最大の繁忙期を迎えているのです。なかなか引き受けが難しい時期で、僕も一瞬迷いましたが、ここで断ったらユーザーの方もかなり大変そうなので、引き受けることにしました。

なんで不動になってしまったかと言うと

シフトレバーがふにゃふにゃで何にも繋がっていない感じなのです。
リンケージがダメんなってんじゃん

ギアシフトブロックは車内側からは全くアクセスできません。下を通っているのでしょうか?
それとも一大分解大会が待っているのでしょうか?

リバースの位置でこうなってしまった為にエンジンをかける事ができません
でもチェンジレバーがフリーになっている今、トランスミッション側でギアを動かせるはずです

想定どおり動きました。Dに入れるとリンケージが戻されて、Pに入れると引っ張られるので、一番引かれる位置にしてエンジンをかけると、何の問題もなくかかりました。

ただ、気をつけないといけないのは輪止めをして、しっかりサイドブレーキを引いてDに入れないと、自分で動かしたクルマに轢かれてしまいます

軽く下回りを覗く事にしたら

いかにもな位置に、これまたいかにも外して欲しそうな部品があります。
まずこれを外します

するとどうでしょう? いかにもと言うより正にそのものと言った感じのフタが

フタをはずしてみたら、ああ、何か部材が降ってきました

このクルマ、ここだけ外れてアクセスできるようになっているんですね
まるで、交換してねといわんばかりに

やはりシフトリンケージが外れています

これが不動の原因です

しかし、壊れてしまったブッシュらしきものはありません
リンケージごとだと高額なうえに、リンケージを交換するとなると結構な手間になるはずです

ところがどっこい、社外品が存在しました。やっぱりあるのね

シリコングリスをしっかり塗って

がっちりはめ込みます。かなり硬いです。
でもナット式の方が安心だなあ

元に戻して試乗を繰り返して、問題なければ納車です。

しかし、この車種には熱狂的なファンが多くいるようで、このクルマも13万キロを軽く回っています。
それなのに、異音は全く無く、走りも実にスムーズ。ワイパーもキレもいいです。
よく整備されている印象です。

可愛がられているクルマはいいですね
お待たせしてすいませんでした

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