カングーの不調を追う 最終章

長旅からMPIに配送されたラジエター。
コンデンサーまで入れると長くなるからラジエター。

もちろん、レシーバー付き。

なかなか作業しにくいクルマです

おそろしく変わったパッキンを使っていますが、それらも交換。唯一コンデンサーに入るパイプだけはどこにもパッキンが存在せず、結局、違う品番の純正Oリングセットから使いました。
ここには出てきませんが、エキスパンションバルブも同時に交換です。

真空引きして、そのまま帰って一晩経った翌日朝に確認したところ、ゲージの針は戻ることなく、昨晩の状態を維持したままでした。
安心してガス入れできました

そうして様子を確認します。

バンパーも取り付けて走行して、状況を確認します

低圧パイプはびっしょり結露してかなり理想的な冷え具合

それはエバポレーターの様子を見れば一目瞭然

やっぱりこれぐらいでないと

ついにオーナーの元に帰る日が来ました。1か月かかっちゃった💦

やっぱり輸入車は部品に泣かされます。今回はスムーズに見つかりましたが、アルファやランチアはそうはいきません。

なんとか夏休み前の納車に間に合いました

ご利用いただきありがとうございました。
さて、この翌日営業して夏休みに入ったのですが、現在もお預かりして作業が継続しているお客さんのクルマが数台あります。
大変に時間がかかり申し訳ありませんが、いましばらくお待ち下さい。

現在MPIは夏休み中です。しばし休日を頂いて、鋭気を養っております。営業は16日から再開いたします。
よろしくお願いいたします。

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