F60ミニクロスオーバーを直す その2
作業中のミニ。名前こそミニですが、すさまじくデカイ。ミニと言うよりデカと呼ぶ?
ボンネットフードにサフェーサーを入れて、焼き付ける際の高温で、一緒にストライプやオーナメントを剥がします。
そしてきれいに除去したら足をつけて
フードにサフェーサーを入れます。キレイに脱脂するとうっすらストライプの跡が見えます。
サフェーサーは4:1のハイビルドタイプのサフェーサー、VOCシステムフィラーを使います。
がっちり入れまして
うっすら残るテープ跡を心配しつつ
これもまたガッチリ焼きました
そして600番で研いで、その他は1200番で研ぎまして
塗装に備えます
赤い塗料は他の色に比べて高価なイメージがあります。
↑と↓画像に変化がありませんが、上は塗装した状態。下は翌日朝のの状態
クリアーはVOCエクストラクリアー。VOCハードナーを使う3:1のシステムで、金属のパネルにはこれを使う事が殆どです
こちらもがっつりクリアーを塗装しまして
流れないようにお祈りをします
画像ではわかりづらいのですが、欧州の塗料は赤の発色がキレイです。
しかし、正直なところグラスリッドで塗られた赤いポルシェを見た時には、息をのみました。
98年頃の話ですが、スタンドクスの赤が痛く薄っぺらに見えた事がありました。
しかし、今はスタンドックスも非常に高い発色ができるようになりました。もう日本にグラスリッドは無いので比べる事はできませんが
70℃で20分ほど焼きまして
まずはこれにて終了