カングーに水をやりましょう2

タイミングベルトの交換中のカングー

テンショナーとウオーターポンプを外します

今はタイミングベルトの材質もかなり良くなり、切れるというよりもイタリア車などはこのテンショナーやウオーターポンプが原因でタイミングベルトのコマが飛んだりすることが多く、交換必定の品です

非常に狭い場所なので、テンショナーの位置決めも大変です

鏡で位置を見ながら決めるのです

夢中で作業している為に、カムの後ろ側をロックしている画像がありませんが、カムは後ろ側で分厚い鉄板でガッチリ止められています

本来なら、カムのスプロケットはルノーのロゴがそれぞれ上になるようにするのですが、今回は前のまま。ぶっちゃけ、カムスプロケットの位置など、カムの位置はおしりをがっちりロックされていますので、どこでもいいんですよ

もうロック板を取り外していますが、カムの溝が一直線になっているのが見えます

続いてサーモスタットとハウジングを外します

サーモスタットも交換対象ですが、他に理由があります

この下にあるもの

クランク角センサーです。
エンジンがかからなくなる故障の主原因のトップにくる部品です。

エンジンは正常に圧縮し、混合気がちゃんとシリンダー内にある時
火が付けば爆発し、次の工程に移り
吸気、圧縮、爆発、掃気の4サイクルを繰り返せば走れます。

歩けるのではなく走れます。

その点火のタイミングを決めて微弱な信号を発生させるのがフライホイールに付くモトロニックホイール(通称)

四角い穴が見えますか?
これが点火信号を拾う部分です

こいつを交換しますが、そこから先はまた次回

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