チンくん再び登場の巻 その3

フロント周りの修理をするチンくん

ラジエターの交換

コアサポートパネルを取り付けます。

サブフレームエクステンションも取り換えました。今回この部品の損傷が最も激しかったです。

ラジエターを取り付けて、ライトも仮付けして全体のチリを確認します。

問題が無かったのでバンパーを塗装します。

日本では一般的なカラードバンパーですが、多くの国では未塗装のままバンパーが運ばれてきます。
もちろん、ステランティスも同じ

フロントバンパー。プライマー状態で来ます。この上から直接塗装ができます。

しかし、中にはそのまま塗ると良くないキズも存在する場合があります。

タッチアップしてプラスチックプライマーを塗装します

塗装もさることながら、どのように塗装するか方法も考えないといけません

一部、表からだけでは塗装しにくい場所もある為に裏側から塗装できるように工夫して塗装準備します

この500は3コートパールの塗装色なので、1色目、グランドコートの白から始めます

城を塗り終わったらパールコートです。

白ソリッドカラーの上にパールカラーを塗装します

何度も塗り重ねていきます

しっかり塗装したらクリアーコートで3層目を塗ります。
白→半透明のパール→クリアーの3コートとなるわけです。

65℃で20分ほど焼きます

終わったら、バンパーとつながるフェンダーを塗装します

フェンダーの前側だけを塗装して色の差を目立たなくするのです

前側にパールが塗られているのが分かります

反対側も同じ

こうしてチンくんはMPIを巣立っていくのでした。

運転する限り不慮の事故に巻き込まれたり、起こしたりする可能性が付いて回ります。
輸入車は国産車より部品も工賃も割高で、ちょっとした鈑金塗装でも結構な費用になる場合が多いです。
そのためにも必ず、車両保険に入るようにしましょう。必ず、あなたを助けてくれる日が来ると思います。

安い金額の保険しか入れないとお悩みのあなた、決してそんなことないのですよ。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

前の記事

チンくん再び登場の巻 その2

次の記事

水はどこに流れていくの?